2020年7月5日

昼前に起きて前から気になっていた喫茶店でモーニング。

コーヒーとサンドイッチを食べた。美味しかった。豆の販売もしていたのでブレンドを買う。

店を出る頃には雨が降っていたけど雨宿りしながらケーキ屋さんに行ってケーキを買う。こちらも前から行ってみたかったケーキ屋さん。市内で一番美味しいと言われている有名なお店で、某高級住宅街の中にある。お店もかわいくて並んでいるケーキや焼き菓子どれも美味しそうだった。さすが人気店、奥様方で密だった。ジャムとかジュースとかも売っていたのでギフトや手土産用意しないといけない時ここで買えばいいな。

わたしは桃のタルトを、家族はチョコレートのケーキを買う。

スーパーとブックオフにも寄って帰宅。

ブックオフでは京極夏彦鉄鼠の檻が久しぶりに読みたくなって探したんだけど見つからなかった。というかノベルスのコーナーすらなかった。文庫しか置いてないみたい。

帰ってきて昼ごはんとしてケーキをたべる。買ってきたばかりのコーヒーもアイスコーヒーにして飲む。どちらも美味しかった。

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金継ぎの中塗りをする。何度やっても工程がいつもわからなくなる。きれいに仕上がるといいいけど。

夕飯にコロッケを作る。最近コロッケが無性に食べたかったので。

わたしのコロッケは前日に肉じゃがを大量に作ってそれをミキサーにかけて、ジャガイモを足して作る。これで中身トロトロほくほくのジャガイモになる。

今日は俵の形にして揚げたんだけど史上最高に美しく美味しくできて大満足。

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明日のぶんまであるかな?と思ってたけど完食してしまった。

少し前に法月綸太郎の「ふたたび赤い悪夢」を読んでいたら興味深い記述があった。

 

ふたたび赤い悪夢 (講談社文庫)

ふたたび赤い悪夢 (講談社文庫)

 

 

物語終盤の記述だから深く触れないけど神学的な考察でモーゼがなぜエジプトの民を引き連れて砂漠に出たのかをいうとそれは偶像崇拝の禁止を説くため、定住民の農耕神信仰(=偶像崇拝)から一神教の砂漠の世界に出るため、というようなことが書かれていて、その時はふーんと読んでいたのだけど、最近Twitterでもこれに関わるツイートをみかけた。

曰く、ギリシャや北欧をはじめヨーロッパというのは多神教の世界でそれというのは森や海などの自然があり、人間はそうした自然に触れることで多神的な世界観を形成する。しかしその一方で砂漠というのは一神教が形成されやすい世界で、(太陽とか月とか唯一絶対のものを道標にするからかな?)モーゼが砂漠に出たのは民にふたたび一神教を根付かせるため、という意図があったのだとか。

日本が八百万の神と言われたり宗教に無頓着な人が多かったりキリスト教が根付かなかったりするのはこういう環境要因もあるのかなーと思ったりした。

こういう話面白い。法月綸太郎柄谷行人の「探求Ⅱ」やフロイトから引用しているようだった。法月曰く後期エラリー・クイーン作品は神学的な側面が強いらしく読んでみたいと思った。