2021年11月12日

1ヶ月くらいずーっとちまちま読んでた笠井潔『哲学者の密室』ようやっと読み終わった。

 

割とずっと退屈でなかなか進まずにいたけど解決編入ってから面白くて一気に最後まで読んだ。

本シリーズの中でも特にこの作品をずっと読みたいと思っていたのでこのシリーズはここまで読めたらとりあえずはいいかなと思ってたけど読み終わったら続き!読みたい!!となった。でもこれの次の『オイディプス症候群』は上下巻らしい。なんでそう長くなる!潔!

それから笠井潔がこんな小説を書きたいと思っている作品として挙げているドストエフスキーの『悪霊』もちょうど電書で買って放置してたのをiPadに読みあげしてもらっている。

 

新訳ということもあってか思ったより難しくない。

初ドスエフなんだけどこんな小粋なロシアンジョーク飛び交う感じなのね。埴谷雄高の『死霊』の元ネタになってるのこういうところか〜と思いながら聞いてる。

あとiPadの読みあげもちょっと精度上がってるような…?