上級国民と南方熊楠

知人の生粋のお嬢様(生まれも育ちも阪急芦屋駅の山側)のInstagramを発見して楽しくウォッチさせていただいたがずっと見てると落ち込むからフォローはしなかった。

キラキラ上流階級の人たちをInstagramでフォローしてるとこっちの意識も高く持てそうだけど自分とのあまりの境遇の差に泣きそうになる。

なんかほんと生まれながらに持っているものが全然違うよね…。

「連休の最終日は祖父の代からお世話になっている○○さんでランチ」だの

「初釜に行ってきました」だの…。

 

こうやってブログに妬み嫉みを書いてしまうとよけいに業(カルマ)が肥大するよね…。

人は人。自分は自分。置かれた場所で咲きましょう(死んだ目)。

 

最近第n次南方熊楠ブームがわたしの中で到来している。

『ヒト夜の永い夢』が面白かったので…。

 

南方熊楠の人生をちゃんとトータル的にフォローしていてかつ物語としてもめちゃくちゃおもしろかったのです。あー熊楠の人生の中のこんなところまでちゃんと触れるんだとか、南方曼荼羅がちゃんと物語に絡んでくるんだとか。なんか本当に胸が熱くなったんですよね。

これ読んでやっぱり熊楠大好きだなと思ったのでまたいろいろと関連図書を読んだりしています。

それでも一番は熊野に行きたいんだけどね。熊野の空気を吸いたい。肌で感じたい。

記念館は行ったことあるけど顕彰館は行ったことがないので次行く機会があれば田辺に行きたいなあ。