2020年6月13日

王様のブランチで佐藤栞が泣きながら謝罪しているのをみて、これで世論は完全に渡部を悪者と見なすだろうな、と思った。

 

夕方から外出。雨が振っていたので長靴を履いてでかける。自粛あけてはじめての映画館に行く。日本橋で「ストーリーオブマイライフ 若草物語」をみる。延期になる前から楽しみにしていた作品だった。一緒にみた友人たちはそんなに若草物語に思い入れがなさそうだったからどんな反応するかも楽しみだった。上映前にジュースを買う。お金を投入機に入れるシステムに変わっていた。

作品は結論からいって自粛あけにみる映画としてはうってつけだった。擦られすぎた文芸作品を映画化するのに苦心して時系列を入れ替えたりといった演出はあったけど大筋で原作準拠だったしフェミニズム作品としてのメッセージも強めていたのでそういった意味では現代的だった。アカデミー賞受賞した衣装デザインもよかったしロケーションも美しかったなあ。出てた俳優たちみんなよかった。若草物語若手俳優の登竜門的な作品だけど、言わずと知れたエマワトソンをはじめとして主演のシアーシャ・ローナンもよかったし、ミッドサマーのフローレンス・ピューちゃんも新しいエミリー像で快かった。四姉妹が戯れているだけで涙してしまうゴリゴリの若草物語クラスタなので終始号泣してしまった。

見終わったあと神田の居酒屋で感想を語り合う。こんなに若草物語について人と語ることなかなかないだろうな。

公開延期していた作品が続々と上映されているからまた足繁く映画館に通いたいものです。