2020年12月6日

野暮用があって朝から都内に行っていた。用事が済んでカレー食べてコーヒー飲んで帰宅。

帰ってきたら家族が鬼滅の刃の1、2巻をレンタルで借りてきてくれたので読む。

 

鬼滅の刃 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

鬼滅の刃 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

 確かに面白いねえ。でも最初の頃だけだと打ち切りになりそうな雰囲気も感じる。

作者もここまでヒットすると思ってなかったから駆け足の展開にしてたんじゃないだろうか?ドラゴンボールとかNARUTOだったら何週もかけそうな修行とか1話で終わってた。全集中水の呼吸とか終盤で出てくる必殺技なのかと思ってた。

あと「これ、Twitterのコラでみた!」っていうのが序盤から出てきてたのしかった。

子供を修行させる役目のキャラは天狗の面をつけてるのはそうだよねって感じだし、刀鍛冶(=製鉄業)はひょっとこ(火男)っていうのも作者がちゃんとそういう時代背景を調べていることが伝わる。天狗のほうが水の属性だから炭治郎に水の呼吸を教えてたんだけどひょっとこのほうは炭治郎が火属性だということを見抜いていた。最終的に火の技がでてくるのかな?刀が黒くなるというのは炭治郎の生業である炭焼きを意味してると思うんだけど炭焼きは死と再生のメタファーで禰豆子の最終的な再生を含意しているのだと予測。

衣装の紋様にもちゃんと意味があって天狗のところにいた時は水属性だから水しぶきの青海波のような模様でその後は黒と緑の市松模様になっている。黒と緑も炭焼きの死と再生を想起させる。

妹を背負う兄とかも民話っぽい手つきが感じられるし修行に巨岩が使われるのはドラゴンボールでもあり小栗判官の力試しの石を思い出した。岩を切ったときにさっきまでいた子供達がいなくなっていたというのも民話的な不思議なアトモスフィアがあって良い。

あと本当はロマンスを主軸にしたかっただろうけど男女の恋愛を直接的にやっちゃうと少年たちには受け入れられないから兄妹の関係をメインに据えたのもうまいですね。その一方で「お前らどうせ二次創作やるだろ。ほれ、燃料だ」と言わんばかりに単行本書き下ろしスペースに現パロっぽいのとか二次創作的なifネタをやってるのはオタクしぐさという感じがしますね。

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朝倉未来の新しい動画でシバターと2人で焼肉行っててかわいかった。見たかったやつ…ってなった。未来にわたしの脳内リサーチされてる気がする。シバターに対してだと未来のドS心が炸裂するんだよな。