旅行に行ってきました
わたしの職場にはお盆休みという概念がないのですが、無理やり休みをとって旅行に行ってきました。
はじめての九州、長崎です。二泊三日で行ってきました。
予報では三日間とも雨となっていて不安だったのですが、三日間ほとんど雨にふられることはありませんでしたね!これもスーパー晴れ男こと彼氏のおかげだと思います。いつもありがとう。(絶対雨降るってなってた日摩耶山でイベントがあったんだけど嘘のような晴天だったり。先日誕生日台風来ていたんだけどディナー行ったらその時だけ雨やんだり)
一日目は市内のベタな観光名所に行きました。大浦天主堂とか、グラバー邸とか。レトロな建造物がたくさんみられて楽しかったです。グラバー邸からの長崎の景観も素晴らしかったです。
オランダ坂とかその辺りも歩いたけど、ロケーションが素晴らしいですね。そして、本当に坂と猫が多い街だ。
中華街に行き、ちゃんぽんを食べてお腹をまんまるにしてその後稲佐山に行って夜景をみて夜は泥のように眠った。
二日目は市内を飛び出して雲仙まで足を伸ばす。旅行のプランニングは一応わたしが任されてて二日目は雲仙と島原まで行きたいな〜なんて言ってたんだけど、行き方とか時間とか全然決めてなくって、全部有能な彼氏が前の晩に計画立ててくれた。助かる〜。
雲仙まで市内から直接行けるルートはなくて、諫早というところまで電車でいき、そこからバスで一時間以上かけて行くことになる。
島原は行けたら行こうという感じになっていたんだけど、途中にわか雨にふられたりしたし、雲仙をゆっくり周りたいねとなったので島原は諦めることにしました。
そのかわり雲仙ではゆっくり昼食を食べ、地獄めぐりして、日帰り温泉に入浴したりと満喫することができました。お土産物もみて、帰りのバスを待ってる間になんかレトロなおもちゃ屋さんみつけたので入ってみた。
ここがすごくよかった!
一見、よくあるレトロ風味の駄菓子屋さんなのかな〜と思ったけど、ガチだった。
老夫婦が二人でやっているお店らしく、駄菓子と、妖怪ウォッチみたいなイマドキのおもちゃと、何年前から置いてあるんですか?っていう年季の入ったオモチャが所狭しとおいてある。
おもちゃ博物館なんてのも併設されているらしい。
時間も立つのもわすれて散財してしまった。
千代紙とか、赤胴鈴之助パスケースとか・・・。
大阪の「雑貨屋ミケちゃん」が好きな人とかは狂喜乱舞する感じだと思います・・・。楽しかったな〜。
雲仙全体的にすごくよかった。また来たい。今度は大金持ちになって九州ホテルか雲仙ホテルに泊まりたいです。
晩御飯は長崎市内で。思案橋の「雲龍亭」というお店で。ここは一口餃子が有名ということで来てみました。小さいお店ですがお客さんは結構入ってる。お持ち帰りのお客さんも結構待ってる。
カウンターに座ってメニューをみると、メニューはたったの4品。なんとシンプル。
まず豚ニラと一口餃子頼んでみる。
豚ニラは家庭的でふつーにうまい。一口餃子の方は、食べた瞬間「うまー!!」ってなった。ちっちゃいからひょいひょい食べれちゃう。アンが美味しいのかな〜ふわあ〜っと広がる感じ。
少食な二人ですが、ライスと餃子もう一人前頼んでしまった。腹に入るのならばもっと食べたかった!持ち帰りたかった!というかこの店が家の近くにあればいいのに。
餃子一人前400円。ライス200円。リーズナブルです。
三日目、最終日。帰りたくないよ〜と駄々をこねつつチェックアウト。
泊まったのはホテルモントレというところだったのですが、ここもとてもかわいくて素敵でした。
三日目は出島と眼鏡橋を周りました。
もっとカフェとかも寄りたかったな〜。特に「カフェ・バーウミノ」。飛行機の時間余裕あったし、行けばよかったと今はちょっと後悔している。ミルクセーキちょっと飲んでみたかった。
旅の間は「ムーミンパパの思い出」がお供でした。この本を旅行中に読めるというのもなんとも贅沢は話しです。
特に、帰りの飛行機の中。実は今回、わたしは人生ではじめて飛行機に乗ったのです。
「ムーミンパパの思い出」にはこのような描写がありました。
空をとぶという、あのなんともいえない気持ちを、どう書きあらわしたらよいものか、わたしにはわかりません。わたしは、じぶんの知らない運命によってさずけられた、わたしのからだのかたちにすっかりまんぞくしているのですが、しょうじきいって、このからだは空をとぶにはむいていません。ところが、まったくとつぜん、このからだがつばめのようにかるく、すらりとしたような気がして、世の中になにひとつくったくがなくなり(―ぼくはいなづまのようにはやくうごけるんだ。だれにだってまけはしないぞ。)という気持ちになりました。地上をはいまわりながら、わたしたちをおどろいて見あげている人々を、空から見おろすのは、なんともいえずいい気持ちでした。まったくすばらしい瞬間でした。しかし、残念なことに、みじかすぎました。
今回の旅行はムーミンパパたちの冒険みたいな自由さや気ままさがあってとても快適でした。旅行というものが必ずしもこうなるとは限らないので、その素晴らしさが却ってよくわかるようでした。